錬金術と賢者の石

錬金術と賢者の石

金を作り出したり、銅や銀を金に
変えることができればどんなに素晴らしいでしょう。

 

そのような人類の夢を中世ヨーロッパでは盛んに研究されていました。
書籍などでよく見る「錬金術」です。
しかし、「錬金術」の歴史のもっとも古いものはギリシャです。

 

ギリシャから伝わった「錬金術」がイスラムを経て中世ヨーロッパへ伝わりました。
中世ヨーロッパの錬金術師たちが作り出そうとしたものは「賢者の石」でした。
「賢者の石」は「万能薬(エリクサー)」「錬金薬液(エリクシル)」「染色液(テインクトゥス)」
などとも呼ばれました。
「賢者の石」を他のものに反応させることで、より良き物に変えることができ
人体に用いれば、どんな病気も治り、不老不死になれるというものです。
確か、ハリーポッターでも不老不死の妙薬として「賢者の石」が登場しましたね。

 

しかし、「錬金術」は怪しい魔術ではなくあくまで「研究」として行われました。
それは、中世ヨーロッパで始まった「魔女狩り」によるものと言われます。
怪しい魔術を使うものとはっきり区別するためでしょう。

 

結局、「錬金術」では金を作り出す「賢者の石」を作り出すことは
できませんでしたが、その成果は多くの「科学」を生み出しました。